どの職種でもそうですが、人間関係の悪化は転職を検討するきっかけになります。
むしろ、良い関係を築けている職場なら転職を検討することはないかもしれません。
それほど、人間関係は仕事において重要です。
特に看護師は、現場において絶対に周囲とコミュニケーションを取らなくてはいけません。
ギスギスした雰囲気の職場では、体力ばかりか精神力まで削られてしまい、身がもたないでしょう。
だからこそ、看護師にとって「転職先の人間関係が良い」というのは必須の転職条件と言えます。
しかし面接の時に「人間関係は良いですか」なんて聞けるはずもありません。
では、どうすれば転職先の人間関係が良好かどうかを見極めることができるのでしょうか。
重要なのは、面接時に職場の雰囲気を観察することです。
職員同士がすれ違うときに挨拶や会釈をしているかどうか、表情が暗くやつれていないかどうかをチェックしましょう。
すれ違うときに挨拶をせず、目も合わせないという人ばかりの場合には人間関係があまり良くない可能性が高いです。
また、あまりに全員が疲れた表情をしていたら、人間関係以前に激務の可能性が高いといえます。
可能であれば、休憩に向かう看護師の会話に聞き耳を立ててもいいかもしれません。
上司の愚痴であればその職場はグレーゾーンといえます。
環境はその人の表情を左右します。
人間関係が良好な場所を見つけたいのなら、スタッフの表情にしっかり注目してみましょう。